尾張日下部 竹 生 島 神 社

 

 

 

平成29~30年に大修繕を実施

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令和御大典記念行事にて弁財天画を奉納 

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 〇学芸・勝負事 の御神徳から、意欲的な受験 合格祈願 でも信仰されています

 

<合格祈願布の奉納状況>

 

 

<合格祈願布の奉納方法>


 

 

 

 

 



  

御祭神  

     市杵島比売命(弁財天)

 

   

   御神徳 

財福、学芸、交通安全、縁結び、勝負事

 

   

   市杵島比売命について

 市杵島比売命は、宗像大社(福岡)の祭神である宗像三神の一神で、古代に大和朝廷が大陸や半島と交流・海上交通・戦の際に守護神として崇めた神で、厳島神社(広島)の祭神でもあり、八幡信仰総本宮の宇佐八幡宮(大分)の中央に祀られる比売神とも伝わる。

 弁財天は、七福神の一神で、元はインドの河の神で、財福、学芸、縁結びの神として信仰される。

 両神は、奈良時代以降の神仏習合により、共に水に関わる美女神であることなどから、同神とされる。

 

   

   琵琶湖の竹生島神社

琵琶湖の竹生島神社は、奈良時代に聖武天皇勅願で、行基を開祖とし初めて弁財天が祀られたところで、日本三大弁天の筆頭格である。[他二社は、厳島神社と、江ノ島神社(神奈川)又は天河大弁天社(奈良)

 

 

当社の由緒

江戸時代初期編纂の「寛文村々覚書」の記載から、江戸時代初頭に弁天社として鎮座していたことは確実である。琵琶湖の竹生島神社はほとんど他地域に勧請されておらず、当社は、数少ない竹生島神社の一社である。竹生島神社が当地に勧請された理由は定かではないが、竹生島神社の祭神は、日下部氏一族の「松浦の佐用姫」との関わりがあるとも伝わり、尾張の日下部である当地と何らかの関係があると思われる。

  

 

当社の不思議(連理木)

 当社鎮座地は、「連理木」二本と「相生の木」が生育する不思議な場所。連理木は、別々の幹が途中で一つに結ばれた木で、古来から吉祥の証とされ、縁結びの神木としても崇められる。

相生の木は、一つの根から二本の幹が相接して生え出た木で、「相老い」に通じ、夫婦円満と長寿の象徴とされる。

  

 

三重連理のクロガネモチ

 < モチノキ科 モチノキ属 >

 

 連理(れんり)(ぼく)は、別々の幹が途中で一つに結ばれた木で、古来か ら吉祥の証とされ、縁結びの御神木としても崇められる。

 

 ・  三重の連理から、縁が困難を乗り越え久しく続くことを象徴する神木とされる。

 

 ・クロガネモチは、「苦労が報われ金持ち」との語呂から、努力すれば金運に恵まれることを象徴する木とされている。

 

 ・葉に黒みがかかることから、この名が付けられた。

 

 相生のクスノキ

 < クスノキ科 ニッケイ属 >

 

相生(あいおい)の木は、一つの根から二本の幹が相接して生え出た木で、「相老(あいお)い」に通じ、夫婦円満と長寿の象徴とされる。

 

クスノキは、古代からその材木が船や仏像の材料に利用され、神聖な木とされている。

 

・防虫剤の樟脳(しょうのう)を取る木で、「クス」は「臭し」から転じ、南国から渡来したことから「楠」の字があてられた。

 

 連理のモチノキ

 < モチノキ科 モチノキ属 >

 

 連理(れんり)(ぼく)は、別々の幹が途中で一つに結ばれた木で、古来から吉祥の証とされ、縁結びの御神木としても崇められる。

   モチノキは、その語呂から、「家庭を持ち、 子を持ち、 家を持ち、財産を持ち、 ・・・   」と、生活が安定していく様を象徴する木とされている。

 樹皮からトリモチをつくることからこの名が付けられた。

 

 

 

 

 

<参考>

琵琶湖の竹生島神社、全国の竹生島神社を社号とする神社の例

 

 

 

 

 

 

 

 

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